2026年12月3日(木)、18:00少し前。ミラベル宮殿(Schloss Mirabell)前の大きなクリスマスツリーのそばで、まず鈴の音が聞こえ、続いて毛皮と角、木彫りの仮面が見えてきます。18:00から、Alt Gnigler Krampus Perchten Passのクランプス(Krampus。聖ニコラウスに付き添う、角と毛皮をまとったアルプスの民間伝承の存在)たちが、ミラベル広場(Mirabellplatz)にある私たちのザルツブルク・クリスマスマーケットを練り歩きます。一緒にやって来る聖ニコラウスは、子どもたちのためにお菓子を持っています。聖ニコラウスも来るミラベル広場のクランプスの行進(Krampuslauf)が見られるのは、2026年はこの一夜だけです。

聖ニコラウスも来るミラベル広場のクランプスの行進とは? ザルツブルク市グニグル(Gnigl)地区のAlt Gnigler Krampus Perchten Passのクランプスたちが、2026年12月3日(木)18:00から、ミラベル広場のクリスマスマーケットで見せる行進です。聖ニコラウスも一緒に来て、子どもたちにお菓子を配ります。行進するのはクランプスだけで、Perchten(ペルヒテン。毛皮と仮面をまとったアルプスの冬の民間伝承の存在)は出ません。入場は無料です。

日時と私たちのプログラム全体は下記をご覧ください。

ミラベル広場のクランプスの行進は2026年いつ?

聖ニコラウスも来るクランプスの行進は2026年12月3日(木)18:00からです。行われるのはこの夜だけで、私たちのマーケットにクランプスや聖ニコラウスが来るほかの日はありません。木曜日のマーケットは20:00まで開いているので、行進のあとにPunsch(温かいパンチ)を一杯楽しむ時間もあります。

行進するのは、1966年から続き、毎年私たちのマーケットに欠かせないAlt Gnigler Krampus Perchten Passです。グループについては紹介記事「Alt Gnigler Krampus Perchten Pass」で詳しくお伝えしています。グループ自身の日程はaltgnigler.atでご覧いただけます。

Alt Gnigler Krampus Perchten Passのポスター:2026年12月3日18時から、ミラベル広場でクランプスの行進

クランプスの行進で見られるもの

この夜に行進するのはクランプスだけで、聖ニコラウスが一緒にやって来ます。Alt Gniglerは2つの存在を暦に沿って厳密に分けていて、そのことを自分たちのサイトで韻を踏んだ一節にしています。「Zur g’rechten Zeit am g’recht Ort, ziahn Krampus z’erst dann Perchten fort.」(ふさわしい時に、ふさわしい場所で。まずクランプスが、それからペルヒテンが練り歩く)。アドベント(待降節)はクランプスの出番で、ペルヒテンが登場するのはRauhnächte(冬至から公現祭までの「荒れ夜」)になってからです。

クランプスたちはヤギや羊の毛皮でできた衣装を身にまとい、鈴と枝の鞭(Rute)を持っています。木彫りの仮面はどれも一点もので、その多くは30年余り前から、ポンガウ(Pongau)地方の仮面彫り師Wolfgang Ganglが手がけています。こうした仮面がどのように作られるのか、ペルヒテンの仮面はどこが違うのかは、「クランプスとペルヒテンの仮面」の記事で紹介しています。

おとなしいばかりではありません。大きなクリスマスツリーのすぐそばに屋台を構えるTanja Konradは、去年、動画を撮ろうと少しだけ外に出てみたところ、すぐにクランプスに帽子を頭から取られてしまったそうです。「もちろん、枝で何発かたたかれもしましたよ」。いちばん前に立てば、行進のど真ん中です。

プログラム

2026年12月3日(木)18:00から、ミラベル広場で聖ニコラウスも来るクランプスの行進。Alt Gniglerのクランプスが練り歩き、聖ニコラウスが子どもたちにお菓子を配ります。2026年の全日程をひと目で。

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立ち位置・時間・行き方のコツ

行進は、ミラベル宮殿前の大きなクリスマスツリーからスタートします。私たちのアドベント音楽で管楽器奏者が演奏する場所でもあるので、ツリーはすぐに見つかります。ミラベル宮殿前のクリスマスマーケットでクランプスパレードを楽しむためのコツをいくつか紹介します。

  • 早めに着く: 30分ほど前に来るのがおすすめです。場所探しをして、Glühwein(シナモン、クローブ、オレンジで香り付けしたホットワイン)を一杯飲む時間があります。
  • 前か後ろか: いちばん前なら仮面を間近に見られ、枝の鞭を受けることもあります。距離をとりたい方は、後ろのほうか、屋台の並ぶ端に立ちましょう。
  • 暖かい服装で: 12月のザルツブルクは17時ごろには暗くなるので、18時にはもう夜で、たいてい冷え込みます。待つあいだは手袋と帽子があると助かります。
  • そのあとも楽しむ: マーケットは20:00まで開いています。

トロリーバス(Obus)の1、2、3、4、5、6番線がミラベル広場のすぐ前に停まります。ザルツブルク中央駅からは徒歩10~15分ほどです。車の場合は、聖アンデレ教会(Andräkirche)前のMirabell-Congress-Garage(ミラベル広場そばの地下駐車場)に停められます。子ども連れのとき、写真を撮るとき、距離のとり方で気をつけたいことは、「クランプスの行進を見に行くなら」にまとめています。

営業時間とアクセス

12月3日、私たちのマーケットは20:00まで開いています。トロリーバスの路線、中央駅からの道順、駐車場をひと目で。

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子ども連れなら:聖ニコラウスがお菓子を持って来る

12月3日は、私たちのマーケットでは家族みんなで楽しめる夜です。聖ニコラウスがクランプスたちと一緒にやって来て、子どもたちにお菓子を配ります。2026年、私たちのところに聖ニコラウスだけの夜は別にありません。クランプスも聖ニコラウスも、この木曜日の一夜で見られます。

木彫りの仮面をつけたAlt Gnigler Krampus Perchten Passのクランプスたちと、司教杖を持った聖ニコラウス。ミラベル広場のクリスマスツリーの前で

クランプスは静かではありません。鈴の音は遠くからでも聞こえます。小さな子どもと一緒なら、後ろのほうか、屋台の並ぶ端に立つのがおすすめです。仮面の下にはどれも人が入っていることを、前もって話しておきましょう。それだけで安心する子どもも多いものです。

市内のクランプスの日程は、「ザルツブルクのクランプス2026」にまとめています。家族向けのアイデアは「子連れで楽しむザルツブルクのアドベント」でご覧いただけます。

クランプスとペルヒテン:風習をひとこと

クランプスは、アドベントの期間に聖ニコラウスのお供をします。ペルヒテンは古い風習では、12月21日からDreikönig(1月6日の公現祭)までのRauhnächteに属します。ザルツブルク観光局(Salzburg Tourismus)によると、今ではペルヒテンの行進は12月を通して行われていますが、Alt Gniglerは暦を守っています。Krampus-Pass(Passはクランプスやペルヒテンに扮する人たちのグループ)、つまりクランプスのグループとしてはアドベント最初の週末から12月8日まで、Schiachperchten(「醜い」ペルヒテン)、つまり6本の角をもつ荒々しい「schiach」(方言で「醜い」)なペルヒテンとしては12月21日からDreikönigまで登場します。だから12月3日に私たちのところで見られるのは、クランプスだけです。

2つの見分け方は「クランプスとペルヒテンの違い」で、Rauhnächteのそのほかの風習は「ザルツブルクのRauhnächte」で紹介しています。

よくある質問

ミラベル広場のクランプスの行進は2026年いつ?

2026年12月3日(木)18:00からです。Alt Gnigler Krampus Perchten Passのクランプスたちが行進し、聖ニコラウスも一緒に来ます。行われるのはこの夜だけです。

クランプスの行進に入場料はかかる?

いいえ。ミラベル広場のクリスマスマーケットは入場無料で、12月3日のクランプスの行進も同じです。

どこで見るのがいい?

行進はミラベル宮殿前の大きなクリスマスツリーからスタートします。前のほうならど真ん中、後ろのほうや屋台のそばなら距離をとれます。30分ほど早めに来るのがおすすめです。

子どもと一緒でも楽しめる?

はい。12月3日は、私たちのマーケットでは家族みんなで楽しめる夜で、聖ニコラウスも来て子どもたちにお菓子を配ります。ただ、クランプスは鈴を鳴らすので音が大きめです。小さな子どもと一緒なら後ろのほうに立ち、仮面の下には人が入っていることを前もって話しておきましょう。

ミラベル広場への行き方は?

トロリーバスの1、2、3、4、5、6番線がミラベル広場のすぐ前に停まり、中央駅からは徒歩10~15分ほどです。車は聖アンデレ教会前のMirabell-Congress-Garageに停められます。

ミラベル広場のクランプスの行進にペルヒテンも出る?

いいえ、12月3日に行進するのはクランプスだけです。Alt Gniglerがペルヒテンとして登場するのは、12月21日からのRauhnächteになってからです。主催者によると、最初のRauhnachtにあたる2026年12月21日(月)には、大聖堂広場(Domplatz)でペルヒテンの行進が予定されていて、開始は19:00ごろの見込みです。市内のほかの日程は「ザルツブルクのクランプス2026」にまとめています。

出典

2026年11月2日に確認:ミラベル広場のクリスマスマーケット:プログラム2026 · 営業時間とアクセス · Alt Gnigler Krampus Perchten Pass 公式サイト(トップページ、団体、風習) · Tanja Konradへのアンケート(2026年10月) · Salzburg Tourismus: Krampus und Perchten · Salzburger Christkindlmarkt(オーストリアで伝統的なクリスマスマーケットを指す言葉)の主催者(2026年12月21日のペルヒテンの行進) · 2026年12月3日の内容(クランプスのみ、聖ニコラウスも参加、この日だけ):ミラベル広場クリスマスマーケット協会からの情報(2026年11月2日・3日)